元スレ
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平沢唯 田井中律 中野梓 秋山澪 琴吹紬 平沢憂 真鍋和 鈴木純

1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 18:30:13.50 ID:/oEaYmciP

   朝 平沢家 洗面台前

ぶおー

唯「・・・調子悪いのかな」 

憂「お姉ちゃん、どうかした?」

唯「ドライヤー使ってたんだけど、全然熱くないんだよね」

憂「壊れたら危ないから、使わない方が良いよ」

唯「この寝癖ってる所、どうしよう」

憂「電子レンジで、蒸しタオル作ってくるね」

唯「ありがとう、憂♪」

憂「お姉ちゃん♪」

2 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 18:32:13.86 ID:/oEaYmciP

   朝 3年生教室

唯「という訳で、ブラッシングもしてもらいました」

和「そこは唯がやってあげなさいよ。全く、憂も甘いんだから」

唯「だったら和ちゃんには、私がやってあげようか?」

和「唯に任せると、余計に乱れそうなのよね」

唯「しどいよ、和ちゃん」

律「うーっす。なんだ、和の髪がどうかしたのか」

唯「ブラッシングしてあげるって言うのに、嫌がるんだよ」

澪「常識的な反応だな」

唯「もう、澪ちゃんまでー」

紬「まあまあ。だったら間を取って、私が唯ちゃんをブラッシングしてあげる」

唯「ありがとー」

律「どの辺の間を取ったんだよ」

3 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 18:34:15.12 ID:/oEaYmciP

   2年生教室

純「私もドライヤーは必須かな」

梓「確かにあれがないと、結構困るよね」

憂「お姉ちゃんも、すごい困ってたよ」

梓「唯先輩の場合は、意外とお洒落だもんね」

憂「意外じゃないよー」

純「あはは。でも私服姿も可愛いし、センスあるよね」

梓「まあ、確かに」

純「逆に、「あれっ?」っていう人は誰?」

梓「・・・そんな人はいないよ、多分」

5 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 18:36:19.69 ID:/oEaYmciP

   3年生 教室

澪「くしゅっ」

唯「澪ちゃん、風邪?」

澪「いや。ちょっとぐずついただけだ」

律「ファンだ、澪のファンが噂をしてるんだよ」

唯「いっそ、ファンを回した方が良いかな」

紬「ファンファーレと共に?」

唯、紬「あはは」

和「みんな。そろそろ先生が来るから、席に戻った方が良いわよ」

律「わずかにも揺るがないな、この女は」

7 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 18:38:18.91 ID:/oEaYmciP

   放課後、校内階段

律「軽音部の部室、1階なら良いのにな」

澪「大した段数でもないだろ」

唯「それかいっそ、エスカレーターにして欲しいよ」

律「良いな、それ」

澪「動かないと太るぞ」

唯「私は平気だよ。食べても太らないからね」

澪、紬「うぉーっ」 どたどだどた

唯「二人とも、急にどうしたのかな」

律「まあ、その辺は突っ込むな」

8 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 18:40:18.53 ID:/oEaYmciP

   軽音部部室

澪「・・・はぁ、はぁ。無駄に疲れたけど、大してカロリーは消費してないんだよな」

紬「楽して痩せる方法なんて、結局あり得ないのかしら」

唯「じゃーん、今日は家からお茶を持って来ました」 こぽこぽ

律「珍しいな。・・・というか、なんか真っ黒なんですが」

澪「黒烏龍茶だろ」

唯「そうそう。近所の人に分けてもらったから、憂が皆さんもどうぞって」

紬「烏龍茶は飲むと痩せるって言う話、結局の所どうなのかしら」

澪「100%無いな、100%」

唯「黒烏龍茶って知ってたし、澪ちゃん飲んだ事あるの?」

澪「ああ。烏龍茶を飲んで痩せるなんて、所詮気休め。信じるに値しない話だ」

律「試したお前が言うな」 ぽふ

10 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 18:42:18.35 ID:/oEaYmciP

   カチャ

梓「・・・済みません、遅れました」

唯「あずにゃん、烏龍茶あるよ」

梓「ああ、憂から聞いてます。・・・本当に黒いですね」

律「私は日本茶の方が好きだけどな」

紬「でもお茶って発酵の具合が違うだけで、緑茶も紅茶も烏龍茶も大元は同じなのよ」

梓「へー」

澪「つまり元々は同じ資質でも、育て方や環境の違いでありようが違ってくるという訳か」

唯「私と憂は、あんまり違いがないけどね」

律、澪、紬、梓(いやいやいや)

14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 18:44:20.52 ID:/oEaYmciP

律「ふー。結局、全部飲んじゃったな」

紬「紅茶淹れるわね」

澪「ありがとう。・・・そういえば私達、コーヒーを飲まないな」

唯「あれでしょ。こぽこぽこぽってなる」

梓「サイフォンですか。インスタントはともかく、コーヒー豆からだと淹れるのが大変そうですね」

澪「確かに。ドリップ式だと、もう少し楽なんだろうけど」

唯「高いのかな、ああいうのって」

梓「それなりの値段にはなると思いますよ」

紬「紅茶、入りましたー」 こぽこぽ

律「まあ、このティーセット程じゃないけどな・・・」

17 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 18:46:18.99 ID:/oEaYmciP

唯「明日は、お菓子も持ってくるね」

律「急にどうしたんだよ」

唯「いつもムギちゃんにお世話になってるし、近所で評判の美味しい店を教えてもらったんだ♪」

紬「だったら明日は、楽しみに待ってるわね」

梓「私は念のために、コンビニでお菓子を買っておきます」

唯「もう、あずにゃんのいじわる」

律、澪、紬「あはは」

18 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 18:48:18.75 ID:/oEaYmciP

 翌日 放課後、軽音部部室

唯「昨日言ってたデザートは、鯛焼きでしたー」

律「・・・餅だ。餅が入ってやがる」

梓「尻尾まで、しっかり中身が詰まってますね」

澪「うん、美味しい。・・・唯、どうかしたのか」

唯「温かいと、もっと美味しいかなと思って」

紬「確かに、家から持ってくればどうしても冷めるわね」

唯「私に、鯛焼きを温かいまま保てる能力があれば良かったんだけど」

律「平沢さん。色々違うから、その辺で止めておこうか」

19 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 18:50:18.95 ID:/oEaYmciP

律「それか、電子レンジがあれば良いんだけどな」

梓「なるほど」

唯「そう言われてみると、この部室って家電が無いよね」

澪「あるのは、エアコンくらいか」

紬「一応、これもあるわよ。カセットレコーダー」

律「今となっては家電というより、骨董品だけどな」

唯「後はなんだろう。トンちゃんのエアコンプレッサーとサーモスタット?」

澪「つくづく、何も無いな」

梓「唯先輩なんて、エフェクターすらありませんからね」

律「私達、よく軽音部を名乗れてるよな・・・」

20 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 18:52:18.71 ID:/oEaYmciP

澪「ただ私達は、その軽音部なんだぞ。電子レンジなんて必要無い」

律「真面目な奴め。だったら、何なら良いんだよ」

澪「パソコンかな。音源や歌詞の管理にも使えるし」

唯「澪ちゃんのブログを作ったりとか?」

紬「みおみおきゅんのもえもえきゅん☆みたいなタイトル?」

澪「作らないんだ」 ぽふ

唯「パソコンって、いくら位するの?」

澪「安い物でも、やっぱり4~5万円。それにプリンタも欲しいし、あれこれ追加したら結構な額になると思う」

梓「あまり、現実的な話では無いですね」

唯「人間、地に足を着けていかないと駄目なんだよ」

律「それはそうだが、お前が言うな」 ぽふ

21 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 18:54:18.30 ID:/oEaYmciP

唯「たはは。でもちょっと見てみたいよね。パソコン以外も、色々と」

律「だったら帰りに、家電量販店へ寄ってみるか」

澪「見るだけなら、まあ良いのか」

紬「私、なんだか楽しくなって来ちゃった。みんな、早く行きましょう♪」

梓(相変わらずだな、ムギ先輩は)

唯「炊飯器が軽音部にあると、色々便利だと思わない?だって、いつでもほかほかご飯が食べられるんだよ」

梓(何言ってるんだろうな、唯先輩は)

23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 18:56:18.80 ID:/oEaYmciP

   夕方、家電量販店

律「ほー、当たり前だが色々置いてあるな」

澪「初めは、何を見に行く?」

紬「私はなんでもー」

梓「私も特には」

唯「だったら炊飯器見に行こうよ、炊飯器」

律「・・・全く理由は分からんが、要望があるのなら行くとするか」

唯「やったー。みんな、ごはんですよーっ♪」

梓(何か、色々違う気がする)

25 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 18:58:18.37 ID:/oEaYmciP

   炊飯器コーナー

紬「どこまで見ても、炊飯器が並んでるわねー」

律「興味は全然無いが、これだけあると壮観だな」

澪「お米は主食だし、メーカーも色々とこだわりを出してるんだろう」

唯「こんなにあったら、どれだけでもご飯が炊けるよね」

梓「炊いてどうするんです?」

唯「もう、あずにゃん。そんなのは愚問だよー♪」

梓(で、炊いてどうするの?)

26 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:00:18.37 ID:/oEaYmciP

律「しかし炊飯器を見てても、正直何の興味も湧かん」

澪「日頃お世話にはなってるけど、頻繁に買い換える物でも無いしな」

唯「えー。ご飯だよ、ご飯。はじめちょろちょろなかぱっぱ、赤子泣いてもふた取るなだよ」

梓「何がどう繋がってるのか全然分かりませんし、そんなにご飯好きでした?」

唯「好きとか嫌いとか、そう言う次元じゃないね。当たり前のように、いつも私に寄り添ってくれる。飾り気のない、だけど輝き無限大だよ」

律「そこまで好きなのかよ、おい」

唯「私の中では、あずにゃんに匹敵するくらいだね」

梓(喜べばいいの、それ?)

27 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:02:18.60 ID:/oEaYmciP

律「とにかく、ここはもういいだろ。・・・ムギはどこ行った?」

澪「ああ、この裏にいる。ほら、頭」

梓「向こう側は、ホームベーカリーですか」

唯「パンも良いね、パンも」 とたとた

律「梓、浮気されちゃったぞ」

梓「むしろほっとしますけどね。そもそも私、ご飯ではないので」

律「だったら、なんなんだよ」

梓「・・・ふりかけかな。メインみたいに目立たないけど、あればみんなが喜んでくれるような存在でいたいんです」

律「その例えも、結構痛い気もするが」

30 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:04:18.86 ID:/oEaYmciP

   ホームベーカリー売り場

紬「見てこれ、パンが焼けるんですって」

律「私の家にも、古いのがあるぞ」

紬「そうすると、毎日焼きたてのパンが食べられるって事?」

律「ああ。だけど材料費が結構掛かるから、買った方が安いし便利が良い」

紬「なかなか、上手くは行かない物なのね」

唯「だから、そういう時こそ炊飯器だよ」

紬「やっぱり世の中、ご飯なのかしら」

梓(何言ってるんだろ、この2人)

31 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:06:18.14 ID:/oEaYmciP

律「・・・澪、何見てるんだ」

澪「このオーブンレンジ、脂を落としてくれるらしい」

紬「もしかして、ノーベル賞受賞作品?」

律「何賞なんだよ、一体」

唯「でもお肉もお魚も、脂が美味しいと思うんだよね」

紬「うっ」

澪「それは確かに」

梓「食べ過ぎなければ済む話では無いんですか」

澪「・・・ムギ、何か聞こえたか?」

紬「いやね、澪ちゃん。幻聴よ、幻聴。もう、うっかり屋さんなんだから」

澪、紬「あはは」

律「お前達、まずは現実に立ち向かえ」

32 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:08:18.58 ID:/oEaYmciP

梓「え、えーと。せっかくですし、音楽に関係ある物も見ましょうか」

唯「こっちに、携帯プレイヤーがあるよ」

律「コードレスで楽曲をダウンロード出来ます、か。仕組みは全然分からんが、便利なもんだ」

唯「本当、不思議だね。一体、何がどうなって伝わるのかな。あずにゃん分かる?」

梓「私も、そういう事はさっぱりです。澪先輩はどうですか?」

澪「太陽系の端を飛んでる、ボイジャー1号の電波を解析出来るくらいだぞ。それに比べれば、簡単な事だ」

唯「ふーん。それで、これはどうやって伝わってるの?」

澪「宇宙の広大さ、その深淵さに比べれば些末な話。そんな事にこだわるなんて、唯らしくないぞ」

律「分からないなら、素直に認めろ」 ぽふ

33 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:10:21.24 ID:/oEaYmciP

   テレビ・レコーダーコーナー

唯「あ、これが写る仕組みは私も知ってるよ。色の三原色だよね」

梓「赤、青、黄を組み合わせればどんな色も作り出せるんでしたっけ」

律「だったら録画は、一体どういう仕組みなんだ?」

澪「そんな事は分からなくても、道具という物は使い方さえ分かれば良いんだよ。楽器の構造を知らなくても、良い演奏は出来るだろ」

律「上手く逃げやがったな。・・・あれ、ムギは?」

唯「さっきからいないね。どこかで寝てるのかな」

梓「そんな、唯先輩じゃあるまいし」

唯「ひどいよ、あずにゃん」

澪「いや。案外唯の言う通りかもな」

唯「え?」

34 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:12:18.19 ID:/oEaYmciP

紬「りっちゃん、はしたないわよ。私まで恥ずかしくなっちゃうわー♪」 くー

律「・・・夢の中で、私に何やらせてるんだよ」

澪「マッサージチェアか。確かにこれは、眠くなるな」

唯「そんなにこれって気持良い?」

澪「人それぞれだろ。私はちょっと苦手だし」

唯「でもこれが部室にあったら、ちょっとインパクトあるね」

律「初めて来る人は、何部か疑うだろうな」

36 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:14:23.82 ID:/oEaYmciP

唯「というか、とてつもない値段だね。ギー太が買えちゃうよ」

澪「つまりレスポール自体がとてつもない値段。それに見合うだけの演奏をしないとな」

梓「はいです」

律「真面目な奴らめ。ちょっとこれに座って、リラックスしてみろよ」

澪「私は座らないぞ」

律「じゃ、梓は」

梓「私はマッサージチェア以前に、マッサージ自体やった事無いんですよね」」

唯「だった私がマッサージしてあげようか」

梓「えーと、座れば良いんですね」

唯「しどいよ、あずにゃん」

律「まあまあ。では、スイッチオン」

ぐおーん

37 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:16:19.22 ID:/oEaYmciP

   がしっ、がしっ

梓「あ、あの。腕と足が挟まれたんですが」

唯「圧迫コースだって。揉んだり叩いたりじゃないんだね」

梓「・・・すごい圧迫感なんですが」

唯「例えるなら、どんな感じ?」

梓「巻き寿司の中みたいな気分ですね」

律「どんな例えなんだよ、それ」

38 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:18:18.30 ID:/oEaYmciP

 ぐおーん、ぐおーん

梓「・・・なんか、まだ締まってくるんですけど」

律「よし、ここからが本番だ。全員、中野二等兵に敬礼っ」

唯「はっ」

澪「はぁ」

ギュギュギュギュギュギュー

梓「・・・はぁ、はぁ、はぁ。ふぁわぁーっ」

紬「そんな、りっちゃん。私、もう見てられないわ♪」 くー

律「いい加減、目を覚ませ」 ぽふ

梓「ふぁーっっ」

39 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:20:18.78 ID:/oEaYmciP

  5分後

梓「・・・穢された」

唯「ナイスファイトだったよ、あずにゃん」

梓「拷問具ですよ、これは」

律「そうでもないぞと言えないところがあるからな」

澪「大体私の年で、肩こりもないだろ」

律「逆にさわちゃんでも連れてきてみろ。一日ここで寝転がってるぞ」

梓「それは律先輩や唯先輩が、苦労を掛けてるからじゃないんですか」

唯「しどいよ、あずにゃん」

紬「それにやっぱり、マッサージは手もみが一番よ」 わさわさ

律「どうでも良いが、その手つきは止めろ」

40 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:22:19.54 ID:/oEaYmciP

唯「せっかくだし、みんなでお金を出し合って何か買って帰ろうよ」

律「あまり高く無い物を探してみるか」

澪「電池とか?」

律「・・・実用的ではあるが、実用的すぎるな」

澪「難しいな、意外と」

紬「うふふ。やっぱり、部室で使える物が良いわよね」

唯「だったら、ホットプレートは?」

梓「部室ですよ、部室。ぶ、し、つ」

紬「まあまあ。梓ちゃんは、何が良いかしら?」

梓「フォトフレームなんてどうですか?」

唯「似てるじゃない、私のと」

律「語感だけだろ、それは」

41 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:24:18.82 ID:/oEaYmciP

梓「メモリーに入っている画像を、ランダムに再生とかも出来るんですよ」

律「ほー。なかなか面白そうだな」

澪「この辺が、フォトフレームのコーナーか」

唯「結構綺麗に映るんだね。ちょっと照れちゃうな」

律「気が早すぎだろ、おい」

紬「ただにテーブルの上に置くのは、危なくない?ジュースをこぼしたりしたら」

唯「その点、ホットプレートは安定してるよ」

澪「安定してれば良い訳じゃないし、飛び跳ねた脂がギー太に付いたらどうするんだ?」

梓「そもそも唯先輩は、ご飯派じゃないんですか?」

唯「考えてみたんだけど、さすがに炊飯器は無いと思ってね」

律「同じくらい、ホットプレートも無いと思うけどな」

42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:26:18.65 ID:/oEaYmciP

紬「本当は小さい冷蔵庫とかあると、夏場は良いんだけど」

澪「コーヒーミル、エスプレッソマシーン。この辺は、ムギがいるから必要ないか」

唯「あれだよね、バリスタ。バリスタ」

律「最近聞くけど、何語でどういう意味だ?」

紬「イタリア語で、大まかに言うとコーヒーやエスプレッソを入れる店員さんの事よ」

梓「紅茶を入れる人の場合は、どう言うんでしょうか」

紬「・・・強いて言うなら、紅茶を入れる店員さんね」

澪「あはははは」

紬「そ、そんなに面白かった?」

澪「あはははは」

梓(この人のツボは、たまに意味不明だな)

44 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:28:18.38 ID:/oEaYmciP

律「この辺は掃除機や洗濯機か。正直、関係ないな」

紬「ほうきやぞうきんで済むし、部として買う物でもないものね」

澪「これ、自動で掃除してくれるあれか」

唯「マンボだった?」

梓(ぼけてるのか本気なのか、分かりにくいな)

澪「ただセンサーが付いているとはいえ、楽器にぶつかったら困る」

紬「私は大丈夫だけど、ギターやベースは大変よね」

唯「そっか。でもこれって、どうやって動いてるんだろう。澪ちゃん分かる?」

澪「絶対裏返すなよ、絶対だぞ」

律「怖い想像をするな」 ぽふ

45 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:30:19.33 ID:/oEaYmciP

唯「・・・これ安いよね」

律「キッチンタイマーか。確かに安いけど、何に使うんだよ」

唯「ほら。私達って、休憩時間が長いって澪ちゃんやあずにゃんに怒られるでしょ」

梓「だから休憩時間を、タイマーで設定するって事ですか?」

唯「そう。それなら確実だし、時間を無駄にしないと思うんだ」

澪「唯らしからぬ発言だけど、一理あるな」

唯「しどいよ、澪ちゃん」

紬「まあまあ。唯ちゃんの言う通り、結構良い買い物だと思うけれど」

律「この値段なら、一人ジュース一本分くらいか。ま、妥当な所だな」

唯「これで私達は、明日から生まれ変わるんだよ」

紬「きちんとした部活にね♪」

唯、紬「あはは」

律「時が止まった気分になってくるな」

46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:32:18.26 ID:/oEaYmciP

  翌日 放課後、軽音部部室

ピピピッ

梓「・・・タイマー鳴ってますよ」

唯「後10分。いや、後5分っ」

梓「朝じゃないんですから。ほら、練習しますよ」

唯「まだ良いじゃない。お茶しようよ、お茶」 プチッ

澪「あっ、タイマーがリセットされたっ」

唯「えー?それじゃ仕方ないね。もう一度時間を合わせて、休憩しないと」

澪「ゆー、いー」

律「まあ、こんな事だろうとは思ってたけどな」

48 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:34:18.35 ID:/oEaYmciP

紬「唯ちゃん、ちょっとタイマー借りて良い?」

唯「良いよー」

紬「ありがとう♪」

梓「どうかしたんですか?」

紬「紅茶を蒸らす時間を計ろうと思って。多分、すごい便利だと思うのよね」

律「・・・まあ、そういうための道具だからな」

唯「やっぱり良い買い物したね」

澪「いい加減にしろ」 ぽふ

49 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:36:19.12 ID:/oEaYmciP

梓「そもそも携帯にもタイマー機能は付いてるんですし、休憩時間を計るためにタイマーは必要無かったですよね」

澪「冷静に考えてみれば、確かにそうだ。これは慚愧に堪えないな」

梓(どこまで真面目なんだ、この人は)

紬「紅茶、良い感じに蒸し上がりましたー」

唯「澪ちゃんに。まずは澪ちゃんに淹れてあげて」

紬「かしこまりましたー♪」 こぽこぽ

51 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:38:18.86 ID:/oEaYmciP

澪「・・・うん。今日も美味しい」

唯「ほら、タイマーがあって良かったでしょ」

澪「全く」 くすり

律「まあ、なんだ。キッチンタイマーはムギが使ってくれよ。一応、軽音部の役にも立ってるしな」

紬「ありがとう。私、大切に使うわね♪」

唯「いやー、照れますなー」

律「お前は少し、反省をしろ」 ぽふ

澪、紬、梓「あはは」



                                               終わり

52 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15 19:39:18.11 ID:/oEaYmciP

   あとがき

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
ちなみにドライヤーは壊れた訳ではなく、「冷風モード」だったと思われます。
テーマとしては「家電を買うより、唯用のエフェクターを買うべきでは」ですね。